こんにちは、衆議院議員の岡本みつなり(東京12区:北区・足立区・豊島区・板橋区)です。
先日、千葉県八街市でのトラックが小学生の列に突っ込み5人が死傷するという大変痛ましい事故がおきました。運転手が飲酒していたわけですから、事故というよりは事件です。絶対に許すことができません。
この事件を受け、文部科学省は7月9日、全国の小学校の通学路を対象に、再点検を求める通知を各教育委員会などに出しました。国土交通省・警察庁からも各道路管理者や県警に対して、地元教育委員会と合同で通学路の安全総点検を行うよう通達がだされました。
党の国土交通部会長を務め、二児の父でもある私自身、二度と通学路で子供が犠牲になる事故や事件を起こしてはいけないと決意してこの件に取り組んでいます。
昨日(7/19)は、登校時間帯に、地元北区のなでしこ小学校の児童の皆さんと一緒に通学路を歩いてみました。6年生が班長として、周りに注意を払いながら下級生を引率している姿は、とても頼もしく感動しました。
しかしながら実際に歩いてみると、狭い道なのにスピードを出して通る車の圧迫感や、植え込みで道幅が狭くなっている場所、自転車が停められていてすれ違いが困難な場所など、子供の目線に立たないとわからない危ない箇所が意外と多い事に気づきました。
また、ボランティアで支えて頂いているスクールガード(交通指導員)の方からもお話を伺い、毎日児童を見守っているからこそわかる貴重なご意見も頂きました。
なでしこ小学校の原田校長先生との懇談では「一般的に危ない、と言われる箇所は、警察も動きが早く、標識などの対応をして頂けるが、実際に危ない目に合うところは大人目線では盲点である場所が多い。ぜひ、子供たちの声を対策に反映してほしい。また、幹線道路の横断歩道に、スクールガードの方を増員できれば、もっと安全な通学を担保できる。」とのご意見を伺いました。
その後、北区役所にて花川区長に対し、北区自由民主党区議団・公明党区議団合同で通学路の安全確保に向けた要望を実施。各学校からリストアップされた危険箇所を教育委員会やPTA、区役所、警察、地域住民で一体となって点検・協議し、対策を実施する際には広く協力を得られるよう、広報やホームページで公表する事を具体的に要望しました。
答えは、いつも現場にあります。徹底して自ら現場を歩き、地域の皆様のお声を基に、危険箇所を総ざらいし、安心・安全な街づくりに取り組んでまいります。