JAL(日本航空)の3,000億円資金調達で注目を浴びる、劣後ローンの活用とは

衆議院議員(東京都北区、足立区、豊島区、板橋区)の岡本みつなりです。

日本航空が「劣後ローン」で3000億円を調達することを計画しているとの報道がありました。

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劣後ローンとは?

劣後ローンとは、企業の資金調達手段の一つで、資本と一般の借入(シニアローン)の間に位置するもので、財務分析においては、その金額の一部が資本として見なされます。

従って、劣後ローンが増えれば、負債の金額が増えるのだけでなく、資本が厚みを増す財務強化につながっていきます。

中小企業が活用できるように

大企業では一般的なこの劣後ローン。

実は昨年、私はチームメンバーの1人として、中小企業にも活用していただくための仕組みを作りました。

実際に、私が住んでいる東京都北区の中小企業でも、この劣後ローンを利用して、現在のコロナ禍をなんとか乗り切ろうと努力している会社があります。

根本は経済の回復が不可欠

しかし、この劣後ローンというのはあくまでも時間稼ぎのための手段です。

企業再生のためには、経済を前に進めることにより、企業の売上や利益の増大につなげていくことが最重要です。

コロナワクチンの拡大とともに、収束に向けた様々な戦略を議論する時が来ています。

医療状況の逼迫改善と、感染拡大防止対策に今まで以上に力を入れることは当然として、経済のV字回復のため、これからも全力で取り組んでまいります。

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この記事を書いた人

岡本みつなりのアバター 岡本みつなり 衆議院議員

米ケロッグ経営大学院修了。ゴールドマン・サックスを経て、公明党衆議院議員(4期目、東京12区選出)。衆議院経済産業委員長。元外務大臣政務官。元財務副大臣。 東京29区(荒川区全域・足立区西部)総支部長。矢沢永吉さんの大ファン。

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