東日本大震災から10年を迎えました。あの日一瞬にして、かけがえのない命と当たり前の日常が失われました。改めて、犠牲となった方々とそのご遺族に哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
復興は、これからが重要です。
ハードの復興を継続することに加えて、
被災者の皆さんの心に寄り添った「人間の復興」という視点を大切に、
さらに尽力してまいります。
私が政治家を目指したきっかけには、
2つの「11日」が大きく関わっています。
1つは「2001年9月11日」、米国の同時多発テロ。
そしてもう一つは「2011年3月11日」です。
前者は政治の力で発生を防ぐことができるし、
後者は政治の力で、被害を最小限にすることができます。
現在私は、党の国土交通部会長を務めており、
政府と協力して、防災減災の推進に全力で取り組んでいます。
大地震に対する備えはもとより、水害に対する備えも重要となっています。
災害を予測することは難しいと言われていますが、
大規模地震や想像を絶する豪雨は、必ず起こるという認識に立ち、
事前の準備でその被害を最小化できるように、
今後も全力を尽くしていきたいと決意しています。
誰一人取り残さない復興、誰一人取り残さない防災減災を目指して、
さらに誠実に働いてまいります。