ファイザー製のワクチン接種が、医療従事者4万人を対象に本日から始まりました。

ファイザー製のワクチン接種が、医療従事者4万人を対象に、本日から始まりました。

このワクチンの有効性は95%。インフルエンザワクチンの有効性が50%前後なので、奇跡と言っていいほど、有効性が高いワクチンです。有効性というのはつまり、ワクチンを接種すると、新型コロナに感染しにくい(正確にいうと感染しても発症する可能性が低いという事ですが、論理的に推測すると感染する可能性も低いと考えられています)という事です。また仮に感染しても、重症化しにくいということも報告されています。

どんなワクチンにも、「副反応」がつきものですが、ファイザー製ワクチンの副反応は、注射した部位が赤くなったり、筋肉痛がでるなど、ほとんどが軽微なものです。20万人に約1人の確率で、強いアレルギー(アナフィラキシー)反応が出ているようです。東京都北区の接種対象者は30万人程度なので、北区全体では、1人か2人に対して強いアレルギー反応が出る危険性があります。そのアレルギー反応は、血圧低下などで、接種後15分から30分以内に起こりますが、アドレナリン注射など、適切な処置をしてもらえば、速やかに回復します。今回のワクチン接種では、注射後15分から30分程度、接種会場で休憩して頂くので、いざという時の備えも万全です。

私は、ワクチンを打つベネフィット(利益)と打たないリスク(危険性)を考えた時に、多くの皆さんにとっては、ワクチンを接種する方が圧倒的にベネフィットが大きいと考えています。

新型コロナワクチンの接種は義務ではありません。皆さんの権利です。

国民の皆さんお一人お一人に、ご自身の状況を冷静にご判断頂く事になります。ぜひ、不確実な情報に左右される事なく、首相官邸の専用HPなどをご覧になって頂き、適切なご判断をお願い致します。

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この記事を書いた人

岡本みつなりのアバター 岡本みつなり 衆議院議員

米ケロッグ経営大学院修了。ゴールドマン・サックスを経て、公明党衆議院議員(4期目、東京12区選出)。衆議院経済産業委員長。元外務大臣政務官。元財務副大臣。 東京29区(荒川区全域・足立区西部)総支部長。矢沢永吉さんの大ファン。

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