三度目の緊急事態宣言発令。心の分断を防ぎ、フィジカル・ディスタンスの徹底をー

皆さん、こんにちは。衆議院議員の岡本みつなりです。

本日読売新聞の朝刊で、私と菅総理との国会質疑が紹介されました。

私は今回のコロナ禍の中で、強く感じていることがあります。それは感染防止のために人と人の間の距離を開けることを、「ソーシャル・ディスタンス」から、「フィジカル・ディスタンス」に言い換えるべきだということです。一般的に浸透している「ソーシャル・ディスタンス」は、「社会的距離」として知られていますが、感染拡大防止に必要なのは、「フィジカル」つまり、「物理的」な距離を保つことです。今朝の記事は、私が今年の予算委員会で、「フィジカル・ディスタンス」への変換を総理に要請したことが冒頭で触れられています。

「感染防止に必要なのは、社会的な心の距離であるソーシャルディスタンスではなく、物理的な距離であるフィジカルディスタンスだ。社会的な分断が起きてはいけないという意味をしっかり伝えてほしい」(公明党の岡本三成衆院議員)

「身体的距離の確保と表現している。今後もこうした表現をしていきたい」(菅首相)

2月15日の衆院予算委員会でこんなやりとりが交わされた。政府の文書には実際には、ソーシャルディスタンスという言葉も散見されるが、内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策推進室の幹部は「離すべきは身体的距離だと説明を尽くしていきたい。ただでさえ、社会からの孤立や孤独が問題になっている世の中だから」と語る。(4/23読売新聞朝刊4面)

ゴールデンウィークを目前に、東京都と大阪府、京都府、兵庫県に対して3回目となる緊急事態宣言が発令されます。5月より本格的にワクチン接種が開始されるため、これから1ヶ月程度にわたり感染者数を抑制することが重要です。国民、とくに対象都府県の皆様にはさらなるご不便とご協力をお願いすることになりますが、どうか宜しくお願い致します。

感染拡大から1年が過ぎ、ようやく春の暖かな日差しを楽しめる季節が来たというのに、今再びの緊急事態宣言。ワクチンが大きな希望ではありますが、この感染症に打ち勝つためには、社会の一人ひとりが、物理的に感染拡大防止に務めることともに、身近な大切な人たちだけでなく、「誰かにとっての大切な人」にも思いを巡らせ、お互いがお互いを守る思いで行動をし、生活をしていくことが大切だと考えています。

心の分断により、孤独な方を増加させてしまうことがないような施策と配慮が重要です。そのことを念頭におき、引き続きコロナ対策に取り組んで参ります。

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この記事を書いた人

岡本みつなりのアバター 岡本みつなり 衆議院議員

米ケロッグ経営大学院修了。ゴールドマン・サックスを経て、公明党衆議院議員(4期目、東京12区選出)。衆議院経済産業委員長。元外務大臣政務官。元財務副大臣。 東京29区(荒川区全域・足立区西部)総支部長。矢沢永吉さんの大ファン。

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