東京都北区の新型コロナワクチン接種拡充について

衆議院議員の岡本みつなりです。

私が住む東京都北区において、ワクチン接種は比較的スムーズに進んでいます。ご尽力いただいている関係者の皆さん、本当にありがとうございます。

その上で、接種体制の更なる充実を、常に追求していく必要があります。

ワクチン接種を進める主体は行政ですが、私も政治家として徹底的に現場を歩き、区民のお声をうかがい、区役所・保健所の職員、さらには医師会・薬剤師会・歯科医師会・看護協会など、医療従事者の皆さんと様々な議論を重ねてまいりました。

そしてとても嬉しいことに、皆さんがそれぞれの立場で、ワクチン接種をさらに迅速に進める為に、どんな貢献ができるかを真剣に考えてくださっていることを実感しています。現場には、様々な知恵がたくさんあります。本当に感謝です。

先日、東京都北区の64歳以下の皆さんに対する、今後のワクチン接種スケジュールが具体的に決まりました。6月25日に、64歳以下の接種対象となっている区民全員に対して、ワクチン接種券を一斉に発送します。

また、これまで16歳以上を接種対象者としていたファイザー製ワクチンについて、先月厚労省が接種対象年齢を12歳まで引き下げたことをうけ、北区でも接種券一斉発送の対象者を12歳以上に引き下げることになりました。

接種券が届いたあとの、予約及び接種開始日は、年齢区分ごとに異なりますのでご注意下さい。

6月25日 12歳以上64歳下の方に接種券を一斉発送。

6月28日 基礎疾患を有する方、60歳から64歳の方の予約開始、翌日から接種開始。

7月12日 40歳から59歳の方の予約開始、翌日から接種開始。

7月26日 16歳から39歳の方の予約開始、翌日から接種開始。

*12歳から15歳までの方の予約・接種の開始日については、現在調整中です。

私は先日、ワクチン接種に関する現場の声をまとめて、北区役所にて花川区長と懇談し、具体的な要請を行いました (6月4日)。私が特に要望したのは、今後64歳以下のワクチン接種が始まるタイミングで、平日の夜と週末にもワクチン接種ができるような体制を確立することです。これから若い世代にワクチン接種が広がると、会社の帰りに受けたいとか、仕事が休みの週末に受けたいなどのニーズが出てきます。

私は先日、東十条にある明理会中央総合病院を訪問し、ワクチン接種の現場を視察しました。病院スタッフの皆さんが、通常の医療業務に加えてワクチン接種を行い、献身的にご協力いただいている姿に感激しました。

しかしながら現在、大規模な接種を行なっている病院では、ご協力いただいているスタッフの皆さんに、既に限界のところまでご尽力いただいている状況です。したがって、さらに接種機会を増やしていくために、平日夜や、土日・祝日に、例えばその病院を会場としてお借りして、病院スタッフ以外の皆さんに接種・運営にご協力をいただくのはどうかと考えています。

具体的には、地域の開業医、看護師免許は持っているが今は仕事をしていない潜在看護師、筋肉注射の研修を受けた歯科医師、薬液の希釈や注射器への充填をご担当いただく薬剤師の方などです。

これら多くの医療従事者の皆さんが、「ぜひ協力したい」と言ってくださっています。地域力を結集して、体制を構築できないかと考えています。

また、区内のワクチンの予約・接種の状況をSNSでタイムリーに発信することも重要です。例えば、本日の予約数や接種数、早い日時で予約できる病院名など、より多くの情報を日々発信することが重要だと考えています。

ワクチン接種は、これからが本番です。1日も早く、希望する国民の皆さん全員に受けていただけるように、これからも全力で働いてまいります。

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この記事を書いた人

岡本みつなりのアバター 岡本みつなり 衆議院議員

米ケロッグ経営大学院修了。ゴールドマン・サックスを経て、公明党衆議院議員(4期目、東京12区選出)。衆議院経済産業委員長。元外務大臣政務官。元財務副大臣。 東京29区(荒川区全域・足立区西部)総支部長。矢沢永吉さんの大ファン。

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